ごはんとおかずとおつゆとこうこ

小さな暮らしを楽しんでいます(*^-^*)

国宝 「太刀 無銘一文字 山鳥毛/さんちょうもう」他

 

⚠刀剣の画像が含まれています

 

 

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初日に行ってきました

若い学生さんが多かったのは

課外授業だったから?

刀剣乱舞の影響?

 

 

ガラスに反射したり

人を避けたアングルが斜めだったりと

写真の撮り方が悪くて

展示品の良さを

十分にお伝え出来ないことが残念です

 

説明文は展示パネルなどから

一部を書き起こしています

 

 

刀剣を楽しくご覧いただく前に ちょっと予習

 

 

刀身及び拵えの部分の名称

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 造り込みとは形状のことで

太刀や刀・脇差の多くは鎬造です

切刃造は古代の太刀、平造りと両刃造は

短刀に多く見られます

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刃文は焼き入れによって地鉄と刃の境に生じる模様のこと
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 ※全て展示ポップ

 

  それでは お楽しみください

 

 

 

特別陳列 太刀 無銘一文字
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号 山鳥毛  国宝

鎌倉時代 中期(13世紀) 個人蔵

 

上杉謙信の愛刀であり、謙信の後を継いだ景勝の自筆の

上杉景勝腰物目録に「山てうまう」と記された本作は、

作風から備前福岡一文字派の最盛期のものと考えられている。


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丁字の刃文が同派の最大の特徴であるが、大丁子と重花丁子が

幾重にも重なる激しい刃文は、他に類を見ないほど豪華である。

号の由来は定かではないが、刃文が山鳥の羽毛に似ているため

という説がある。

刃長79.5㎝、反り3.4㎝。

 

刀身の手元近くには大きな刃こぼれがあり、

実践で用いられたことを示す

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 ここ

 

 

 

 

太刀
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 銘 正恒  岡山県指定重要文化財

鎌倉時代 初期(13世紀)  岡山県立博物館蔵

 

備中では、高梁川流域の青江(倉敷市)を拠点とした刀工集団が

平安時代末期~南北朝時代にかけて活躍した。このうち

鎌倉時代中期までのものを古青江といい、正恒はその代表的な

刀工の一人である。


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 平安時代の優美さが偲ばれるような細身で品格のある姿で、

備中刀の特徴である「縮緬肌」と呼ばれる詰んだ地鉄の一部に

澄肌(無地鉄)が現れる。

銘 (表) 正恒  

刃長73.4㎝ ,反り2.6cm

 

 

 

太刀
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銘 長光 重要文化財

鎌倉時代中期(13~14世紀) 岡山県立博物館蔵

 

長光は、備前刀の最大流派である長船派を確立した刀工

である。作風は、父光忠ゆずりの派手な乱刃主体の

ものから、華美を抑えた直刃調のものまで幅広く、

技量の高さを示す。

本作は、出羽国(山形)庄内藩重臣菅家に伝来した品で、
「庄内長光」の呼称がある。


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 高さの揃った丁字の刃文は

華やかで明るく冴え、鋒(きっさき)に向かって

次第に直刃調となる。

 

銘 (表)長光

刃長73.0㎝、反り2.0㎝。

 

 

 

 

 

太刀
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  銘 備洲長船住盛景  
南北朝時代(14世紀) 岡山県立博物館蔵

盛景は、備前大宮派の刀工とされるが、工名や作風から
長船派傍系の近景と関係が深いと考えられ、備前刀に
相州伝(鎌倉時代中期以降の相模地方で生まれた鍛法)の
作風を取り入れた「相伝備前」の名手として知られる。

 


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 がっしりとした刀身に鋒(きっさき)が延びた
南北朝時代らしい姿に、刃文は互の目乱れに尖り刃を交え、
小沸がつき明るく冴えている。
銘 (表)備洲長船住盛景 刃長 71.2㎝、反り2.4㎝。

 

 

 

 

太刀
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 銘 備州長船幸景 岡山県指定重要文化財

 応永30(1423)年 岡山県立博物館蔵

 

 幸景は、長船派などの主流派に属した一人鍛冶の総称

「小反派」の刀工である。

 


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 小反派は、技術的な限界から
品質が劣るとされるが、本作は、太刀の差添えあるいは
儀式用の小太刀と思われる優品であり、よく鍛えられた
地鉄に、互の目に丁字を交えた明るく冴えた刃文を焼く。
応永年間には本作のような優美な刀が流行した。

銘 (表)備州長船幸景 (裏)応永三十年八月日。
刃長63.8㎝、反り2.3㎝。

 

 

 

短刀 
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銘 備前国住長船勝光

明応8(1499)年  岡山県立博物館蔵

 

勝光は、室町時代後期に活躍した備前長船派の刀工であり、

同名の刀工が数代続く。本作は、制作年代から

次郎嬢左衛門尉勝光の作と考えられる。

 


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鎧通しといわれる身幅の狭い刀で、重ねが厚くがっしりとした姿、
刃縁に小沸がついて、明るく冴えた刃文、力強い彫物などから、
優れた技量がうかがえる。

銘 (表) 備前国住長船勝光  (裏) 明応八年八月吉日 

 

刃長27.5㎝ ,内反り

 

 

薙刀
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山城大掾源國重 新見市指定重要文化財

延宝7(1679)年 日咩坂鍾乳穴神社

 

 水田国重派は、古青江為次の末流らが戦国期の刀剣需要増加

の潮流に乗って再興を図り、その後十数代かけて繁栄した一派で

ある。しかし、その作風は古青江物の伝法とは異なり、沸本位の

相州伝の影響を示す。

本作は、先が大きく反った姿、荒めの沸がよく付いた刃文など、

小ぶりながらも力強さが感じられる。

 

銘 (表)奉納□長刀 姫宮大明神 山城大掾源國重

  (裏)延寶七年未九月吉日 願主野々上村□□□

     若林八郎右衛門尉信忠。

 

刃長 38.8㎝、反り3.0㎝。 

 

 

大太刀
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銘 山城大掾源国重  新見市指定重要文化財

延宝8(1680)年 日咩坂鍾乳穴神社

 

本作は、薙刀と同様に刀身が錆で覆われていたが、

研磨を終え、よく鍛錬された健全な板目肌や、直刃に

互の目を交えて荒沸がつく覇気のある刃文があらわれた。

これほどの長寸にもかかわらず、全体にむらがなく、刀工の

技量が存分に発揮された名品である。

 

銘 (表)備中國阿賀郡野々上村御氏神奉籠二位姫宮大明神 

     意山千手院尾寺宥宣

  (裏)延寶八年申八月吉日 山城大掾源國重造 

     國司御氏水谷左京佐藤原勝宗願成(以下不明)。

 

刃長 108.6㎝、反り5.6㎝。

 

 

いかがでしたか?

 

 古来より刀剣類には神が宿ると考えられ、

日本刀は「武士の魂」とも呼ばれていました。

神秘的な美しさは現代に生きる私たちにも

神聖なものに見えますよね。

 

 おまけクイズ♡

 

切羽詰まる

 

反りが合わない

 

懐刀

 

土壇場

 

さや当て

 

鎬を削る

 

単刀直入

 

元のさやに収まる

 

つばぜり合い

 

伝家の宝刀

 

焼きを入れる

 

折り紙付き

 

 

 さて、このなかで刀から生まれた言葉は

いくつあるでしょう?

 

暮らしと刀剣が密接に結びついていたことを

感じることが出来ます

意味も分かれば なお面白いですよね

 

 

お付き合いいただき ありがとうございました